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書評:サイコパス 中野信子 文春新書

「サイコパス」について、最新の研究成果を広く紹介する本である。脳科学を元にして明らかになったサイコパスの脳の特徴や、サイコパスがいかに進化の歴史で生き抜いたかという生存戦略、また現代のサイコパスに適した職業の紹介など興味深い。

書評:科学と非科学 その正体を探る 中屋敷 均

筆者はウイルス等を専門とする生物学者。題名からして科学哲学の本である。そして実際科学哲学を扱っているのだが、根底にあるのは、科学をどう扱うかということを通じて、「我々はこの世界でどうやって生きていくの?」という実存的な問いだ。

書評:「無知」の技法 Not Knowing

無知の技法は「無知」を受け入れ、無知であるが故に開くことができる可能性に着目する。誰も正解を知らない、正解が存在するかも分からない世界において生きるために、「知らない」と言うことと向き合う姿勢が必要不可欠と教えてくれる。