視点

書評

書評:はじめての構造主義 橋爪大三郎 遠近法と視点、主体の誕生

構造主義の入門書は多々あるが、手頃な新書形式でのものといえば、内田樹の「寝ながら学べる構造主義」か、本書だろう。構造主義誕生の前提となった実存主義等の背景から、主だった思想家たちを一通り紹介した、「寝ながら学べる」に比べて、本書は、構造主義...
その他

習慣により形成された価値観によって我々は世界を理解するという話

トイレのノック以前こんな事があった。私が朝起きてトイレで用を足していた時の事、長女がノックもせずにいきなりトイレのドアを開けてきた。鍵をかけていなかったため、中にいた私と鉢合わせてしまった。私は、「トイレのドアを開ける前にはノックして確認し...