
視覚が無いから死角が無い?「目の見えない人は世界をどう見ているのか」を読む
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」は、目の見えない人がどのように世界を認識し、世界観を作り出しているかについて調査・考察した本だ。 晴眼者であることを当然として生活している自分たちの認識を相対化し、解体してくれる一冊だ。
30代プロダクトマネージャー。中小企業診断士に挑戦中。R3年1次試験合格。ツイッターは@KovaPlus
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」は、目の見えない人がどのように世界を認識し、世界観を作り出しているかについて調査・考察した本だ。 晴眼者であることを当然として生活している自分たちの認識を相対化し、解体してくれる一冊だ。
ハードSF:砂漠の惑星で主人公たちが対峙するのは、非生物的な知性。生物である人間が、非生物的な知性との生存競争を戦うとき、人間の存在は相対化され新たな視座が与えられる。終盤でのリーダーの抱える孤独の重みにも心打たれた。