雑記

書評

書評:上野千鶴子 情報生産者になる を読む

情報生産者になる (ちくま新書)「ひとが答えのない問いに立ち向かうための、だれにでもわかり、どこでも通用するノウハウです。」フェミニストであり社会学者の上野千鶴子による、情報を消費するだけではなく、価値のある情報を生産するための方法論。研究...
哲学

書評:山口周 武器になる哲学 を読む

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50学生時代、哲学と美術を専攻し、現在はコンサルタント会社に勤務する山口周氏による、「実用的」という観点でまとめられた哲学・思想の解説書。50人の哲学者(自然科学者等も含まれるが...
書評

書評:内田樹 常識的で何か問題でも を読む

常識的で何か問題でも? 反文学的時代のマインドセット (朝日新書)日本の哲学研究者、コラムニストであり、合気道家でもある内田樹氏。本書は内田氏がAERA誌に連載していた「eyes」巻頭コラムを書籍化したもの。一つのコラムは900字程度と小さ...
書評

書評:井上智洋 AI時代の新・ベーシックインカム論 を読む

ざっくり言うとIT企業勤務を経て、現在は人工知能と経済学の関係を研究する経済学者による、AIが発展した未来における、社会保障・経済政策のあり方についての提言。AIが発展し、生産活動において人間の「労働」が必要なくなると、大量の失業者が発生す...
書評

読んでいない本について堂々と語る方法

読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)私は批評しないといけない本は読まないことにしている。読んだら影響を受けてしまうからだ。 オスカー・ワイルド フランスの精神分析家ピエール・バイヤールによる、一風変わった読書・書評論。1...
書評

4冊まとめて書評:尾原和啓 モチベーション革命、どこでも誰とでも働ける、他

どれもkindle unlimitedで読める4冊尾原和啓氏は、マッキンゼー、NTT、google、リクルート、楽天など12社を転職で渡り歩いたコンサルタントであり、IT評論家です。尾原氏は何冊か本を書いているのだが、今はamazonのki...
書評

ダン・アリエリー「予想通りに不合理」読んで気になったポイント6つを紹介

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)人間の行動は、自分自身が考えているような合理的なものではなく、むしろ不合理。いろいろなバイアスや人間の認知能力の「クセ」に引っ張られている...
書評

100分de名著 ルソー「エミール」を読む

私を支えてくれた、ルソーと「エミール」ルソーは大好きな思想家です。と言っても読んだことがあるのは「孤独な散歩者の夢想」と「エミール」だけなのですが。ルソーの特徴は、本人の感情が文章に良く表れていて、本人の感動や喜びや怒りや悲しみが自分のこと...
その他

電車内で静かにするのはなぜ?マナーの本質を考えてみた

電車のなかで音を出して動画を見ている高校生を注意した。だけど何でそれをやってはいけないのか。かれの出していた騒音は我慢できないほどのものではなかった。聴力に障害を負うということはない、耳障りと言う程度だ。我慢は可能である。実際、我慢できるか...
レビュー

自分でやる給水コンセントCB-HA6の取付

食器洗いは、私の家事分担だ。毎日約1.5時間はこの作業に費やしている。特に仕事から帰ってきての皿洗いは、残業が重なったりすると非常につらい。まったくもって生産的でない時間の使い方をしていると感じてしまう事が余計にストレスとなり苦痛だ。この負...