カスタムした Surly Steamroller 愛車紹介

Surly Steamroller

今まで4台のスポーツ自転車を所有して来ました。

  • クロスバイク(MARIN)
  • アルミロードバイク(TREK 2.1)
  • クロモリロードバイク(ブリジストン Anchor RNC7)
  • シングルスピード Surly steamroller

どれもいいところ、悪いところありました。

だけど、保管場所や使用頻度のことを考えて、泣く泣く人に譲ったりオークションに出品したりして台数を減らしました。結果最後に残った1台が、このSurly Steamrollerでした。自分のスタイルに合った最高にイカシタ相棒を紹介します。

全体・フレーム


この自転車はアメリカからフレームを個人輸入して自分の家で組んでいます。当時は円高が進んでおり、個人輸入がおいしい時代でした。初めて自分で組み立てたフレームで、それなりに苦労もしたけど、とっても思い入れのある一台です。

Surlyオリジナルのクロモリパイプで製作されており、フレーム重量は1.9kg、おなじくクロモリ製フォークが0.85kg。サイズは490mm。このサイズだとわずかにトップチューブがスローピングになります。ホリゾンタルフレームにはなりません。NeocotのRNC7も相当に柔らかいフレームだと思うが、steamrollerはそれより柔らかく感じる。ジェントルな乗り心地。

ちょこまかと部品が変わっている。フレームはフロントフォークとリアステイ部分を
ペンキで手塗りしてツートンにした。子どもたちと一緒にペタペタとはけ塗り。
この写真、背景がごちゃごちゃしてるので、そのうち差し替えたい。緑のある背景にしたい。


ロゴは洗車しているうちに剥がれ落ちてしまったので、カッティングシートから手で切り出して新しく貼った。surlyのデカールは、上にクリアを吹いていないので簡単に取れてしまう。

それについてのsurlyの見解は、
1)コスト低減
2)みんなオリジナルのロゴでカスタマイズしたいだろ??
3) 3つめは我慢すること

剥がれているステッカーは、君がただのけちな気取り屋じゃなく、ちゃんとバイクを使っている証拠だ。

だそうです。→surly HP
surlyのHPのQ & Aは結構面白いことが書いてある。Surlyファンはもちろん、自転車好きなら見てみると面白い。

フォントはTeam sky をダウンロードして使用。ネットで見かけたteam skyフォントでsurlyロゴをリペイントした人の真似。

シートチューブには、カッティングシートから自作した戦闘妖精雪風の「雪風」マーキング

アートナイフで切り抜いた「雪風」マーキングと、交通安全祈願の八幡宮シールも良いアクセント。

ブレーキレバー




ブレーキレバーは前と変わっていないが、cane creek のSCR-5C。手が小さいので、コンパクトタイプ。
これにした理由は
1)見た目がカンパのエルゴレバーっぽい形。
2)比較的安い。例えば、SRAMのS500とかもシングルスピード用としてはカッコいいけど、あちらは高い。
3)トカゲマーク。
ブラケットには滑り止めでトカゲのレリーフ模様が入っている。すっかり削れてしまったけど。

でもだいぶへたれたので、今度こそはSRAMのS500もいいかもね。

クランク/チェーンリング

クランクとチェーンリングは、スギノ製。前42t、後ろ18tで、ギア比2.33かなり軽め。これは後述のタイヤ変更との兼ね合いでもある。色は黒に統一したいが、オークションでたまたま出ていた42tが緑だったのでそのまま緑。後ろはもちろんフリーギア。一時期固定ギアも試したけど、危なくて乗れたものじゃない。特に下り坂はほんとに危ない。

タイヤ

SSCX風に、シクロクロス向けのブロックタイヤに履き替えた。パナレーサーCGCX32C。
意外と重量が軽く、転がりも軽い。当然32Cなので、ロード用のタイヤに比べれば断然乗り心地がいい。ふわふわ。街中の段差や、砂利道にも強い。これは変えて正解だった。フレームの柔らかさと相まって最高。
だいたい、surlyには太いタイヤが良く似合う。

価格の手頃さも魅力。

ハンドル

ハンドルはSHIMANO PROのアルミ製コンパクトハンドル。必要十分。

なぜか、ステムキャップだけTHOMSON。統一感全然なし。

基本的に高価なTHOMSON製品も、ステムキャップぐらいの品だと買いやすい。

サドル/シートポスト

サドルはサンマルコ/新コンコールの一番安いグレード。


シートポストはTIOGAのアルミ製。安いやつ。ちょっと重いかもしれないが何の問題もない。

ブレーキ

steamrollerはロングアーチのキャリパーブレーキでないと、装着できない。

一応、シマノ製のTIAGRA相当のブレーキがついている。ブレーキシューだけ上位グレードのものに変わっている。このあたり、ちょっと剛性感は損なわれるところ。

私が組んだ時はBR−R450だったけど、現行製品はBR−R451のようです。

ペダル


前は、ビンディング/SPDペダルをつけていたが、スニーカーでも乗れるようにフラットペダルに変更。私程度の場合、これで十分と思う。SHIMANOのSAINTグレード PD-MX80。黒アルマイトと削り出しのアルミ面のコントラストがカッコいい。MTB用なので私の乗り方では壊れないでしょう。

全体的により気軽にどこにでも行けるようになった。

このペダルはもう廃盤なので、今なら後継のこのペダルの方が入手しやすいかも。

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