自転車好きの私の影響で、子供たちもしっかりしたスポーツバイクに乗っている。小学2年生の長女には、GIANTの子供用マウンテンバイク、XTC JR20 LITEを与えている。最近長女はめっきり本の虫になっており、ぜんぜん自転車には見向きもしないのだが。。。
まあ、それはそれでやりたい事を自分で見つけてやっているのであれば、それでよしと思っている。それでも家族で自転車で出かける機会などには、ちゃんと自転車に乗って出かけているし、また気が向いた時に乗ってくれればよい。
で、家族で自転車で出かけようとした日のこと、自転車の空気を確認したところ、XTCの空気がかなり抜けていることが分かった。このXTCなんだが、実はチューブが米式バルブとなっていて、手持ちの空気入れでは入れられない。
自分のロードは、仏式バルブ、ママチャリやルイガノのLGS16は英式バルブ、この2種類は空気入れのアダプタがあるのだが。。。
では、米式バルブはどうやって空気を入れるのか。実は米式バルブは自動車や、自動2輪のタイヤと同じ規格となっており、ガソリンスタンドで空気入れを借りれば入れることができる。やり方は自動車の空気入れと一緒。しかし、熱烈なサイクリストの中には自転車を愛するがゆえに自動車は持っていない方もいるかもしれない。であれば自動車の空気入れの経験はない方もいらっしゃるかも?ということで本記事では米式バルブのチューブに空気を入れる話をする。
ガソリンスタンドで米式バルブの空気入れ
早速、近くのガソリンスタンドまでやってきた。
こちらが件の米式バルブ。キャップを外すと。。。
出てきた。
空気入れはこちら。コンプレッサーで圧縮した空気が丸い容器の中に充填されている。黒いハンドルの部分をつかんで持ち上げると、スタンドから外れて持ち運ぶことができる。
空気入れの先端を米式バルブに押し当てる。
本体には、「+」と「-」のボタンがある。
「+」のボタンを押すと、圧力容器から圧縮された空気が出てきてチューブ内に充填される。圧力計があるので、気圧の管理が可能。
一瞬で充填完了するので、空気入れでシュコシュコやるよりずいぶん楽である。世の中には、英式バルブや仏式バルブを米式バルブに変換するアダプターがある。空気入れでポンピングするのが嫌な人は、変換アダプターとコンプレッサー式の空気入れを用意する、もしくはガソリンスタンドに借りに行くことで、簡単に空気が入れられるだろう。
あるいは米式バルブを英式や、仏式に変換できれば、わざわざガソリンスタンドまで行かずとも自前の空気入れで空気を入れられる。これらのニーズについては下記のパーツで対応可能と思われる。(私は持っていないが。) 英式、仏式、米式の各バルブを変換できるアダプターセットである。
帰り道、娘はタイヤに空気を入れたら漕ぎが軽くなった、と言ってご満悦であった。さもあろう。今はアイドルとダンスに夢中でさっぱり自転車に興味がなくなっているけど、いつかツーリングにでも一緒に行けたら、とひそかに思っている親父である。
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