万物斉同

書評

視覚が無いから死角が無い?「目の見えない人は世界をどう見ているのか」を読む

目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)目あきは不自由なものだな幕末期に名を挙げた新撰組、その鬼の副長といえば、土方歳三である。その土方歳三の兄は、土方為次郎といった。目が見えない盲人ではあったが、非常に豪胆な人物だったそうだ...
書評

タコの知性を知り、人間の心を知る:タコの心身問題 書評

タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源哲学者である著者がタコの生態の観察を通じて、単なる物質である我々にどのようにして知性や心が生まれたのかを探る一冊。タコやイカ等の頭足類が主たる題材ではあるが、そのテーマは頭足類を一つのモデルとして...