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書評

スタニスワフ・レムの「砂漠の惑星」は人間の視点を相対化させる

人間のエゴ:”地球が”泣いている「砂漠の惑星」は「ソラリス」で有名なスタニスワフレムが書いたSF小説である。砂漠の惑星 (ハヤカワ文庫 SF1566)6年前に消息を絶った宇宙巡洋艦コンドル号の探索のため「砂漠の惑星」に降り立った「無敵号」。...
メッセンジャーバッグ

MISSIONWORKSHOP The Shed は最高だ!!!6ヶ月使い倒したレビュー

MISSION WORKSHOP製のメッセンジャーバッグ 購入して半年間、通勤で毎日使用(主に電車)、休みの日も私用で使い倒した、The Shedのレビューである。良い所作りの良さ。細部の作りこみ。見た目、カッコいい。でかい。容量の多さ。頑...
レビュー

65℃のお湯に15分、洗濯物の生乾きの臭いが消える!:Tシャツの煮洗い

生乾きのニオイとその原因ユニクロのスーピマコットンTシャツが好きで、いつもそればかり着ている。白とグレーのもののみ5着をヘビーローテーションだ。しかしながら最近きちんと洗濯して、天日干ししていても、少し濡れたりすると嫌な臭いがするようになっ...
読書論

哲学者が語る読書術「読書について」 ショーペンハウエル

箴言を多く残した哲学者 の読書論アルトゥール・ショーペンハウエル は18世紀~19世紀に活躍したドイツの哲学者である。主著は「意志と表象としての世界」であるが、今回紹介する「読書について」も広く読まれている著作である。内容は、その名の通り読...
その他

習慣により形成された価値観によって我々は世界を理解するという話

トイレのノック以前こんな事があった。私が朝起きてトイレで用を足していた時の事、長女がノックもせずにいきなりトイレのドアを開けてきた。鍵をかけていなかったため、中にいた私と鉢合わせてしまった。私は、「トイレのドアを開ける前にはノックして確認し...
レビュー

その子らしさを大切にする相模原の保育園「めだか子供の家」

めだか子供の家長女も次女も、同じ保育園に通わせてきた。無認可で少人数の保育園で、子どもの自主性を尊重し、目いっぱい遊ぶことを中心にした保育を行っている。子供たちは自ら遊びの内容を考え、実行する。よほどの危険が無い限りは先生が介入したりするこ...
その他

公立小学校の教育に見る、大人のエゴイズム:自分だけのマークってなんだ

「自分だけのマークを作ろう」長女は、今年から小学校に入学した。先日授業参観があった。私は参加できなかったが、妻が行ってくれた。その内容は、(あくまで私にとっては聞いた話だが)私たち夫婦には違和感の感じられるものだった。授業は、「図画工作」で...
その他

家族が3人から4人になったら幸福感は何倍になるのか?

家族の数と、組み合わせのバリエーション家族が、3人から4人に増えるとき、人数は1.3倍に増えるわけだが、家族の喜びや幸せはもっと増えるという実感がある。定量化することは不可能なのだが、考えてみた。 これは結局、家族の構成員間の組み合わせの数...
レビュー

30代 男性エンジニアの やって良かった育児休暇 体験談

まだまだ事例の少ない、男性の育児休暇。たった3週間だが、取得させていただいので、何かのご参考になれば、と思いレポートを書く。背景年齢:30代前半(当時) 妻も同学年の専業主婦。家族構成:長女6歳、次女4歳(いずれも当時)育児休業を取得したの...
書評

論語 自分は他者を理解できるか / 7つの習慣

巻第一 学而第一 16子ののたまわく、人の己を知らざることを患えず、人を知らざることを患う。先生が言われた、「人が自分を知ってくれないことを気にかけないで、人を知らないことを気にかけることだ。」他人が自分のことを分かってくれないことを気にす...