思想

哲学

書評:内田樹 寝ながら学べる構造主義 を読む

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))哲学研究者の内田樹による、構造主義の初学者向け解説書。「寝ながら学べる」の枕ことばに偽りなく、気楽に読める一冊だ。特に、構造主義が生まれるに至った時代的背景についての解説は分かりやすい。思想を理解する...
哲学

書評:山口周 武器になる哲学 を読む

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50学生時代、哲学と美術を専攻し、現在はコンサルタント会社に勤務する山口周氏による、「実用的」という観点でまとめられた哲学・思想の解説書。50人の哲学者(自然科学者等も含まれるが...
書評

読んでいない本について堂々と語る方法

読んでいない本について堂々と語る方法 (ちくま学芸文庫)私は批評しないといけない本は読まないことにしている。読んだら影響を受けてしまうからだ。 オスカー・ワイルド フランスの精神分析家ピエール・バイヤールによる、一風変わった読書・書評論。1...
書評

100分de名著 ルソー「エミール」を読む

私を支えてくれた、ルソーと「エミール」ルソーは大好きな思想家です。と言っても読んだことがあるのは「孤独な散歩者の夢想」と「エミール」だけなのですが。ルソーの特徴は、本人の感情が文章に良く表れていて、本人の感動や喜びや怒りや悲しみが自分のこと...