読書術

書評

「本を読む本」を読む。その2:点検読書のすすめ

本を読む本「本を読む本」は、「読むに値する良書を知的かつ積極的に読むための規則」について述べた本である。下記の記事では、そのエッセンスとして「積極的読書」というキーワードに着目して紹介した。しかし、「本を読む本」においてなされた重要な指摘は...
読書論

「本を読む本」を読む。その1:本を血肉とする積極的読書のすすめ

一生のあいだずっと学びつづけ、「発見」しつづけるには、いかにして書物を最良の師とするか、それを心得ることが大切なのである。この本は、何よりもまず、そのために書かれたものである。(M.J.アドラー、C.V.ドーレン、「本を読む本」)「本を読む...
読書論

哲学者が語る読書術「読書について」 ショーペンハウエル

箴言を多く残した哲学者 の読書論アルトゥール・ショーペンハウエル は18世紀~19世紀に活躍したドイツの哲学者である。主著は「意志と表象としての世界」であるが、今回紹介する「読書について」も広く読まれている著作である。内容は、その名の通り読...