kova

書評

書評:サイコパス 中野信子 文春新書

図書館でたまたま目にし、借りて読んだ本。「サイコパス」について、最新の研究成果を広く紹介する本である。(function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b=b||function(){a...
書評

書評:データは騙る 改竄・捏造・不正を見抜く統計学

本書を執筆したのは 、誤った理解 ─ ─誰かがもたらすものもあれば 、自分が招くものもある ─ ─を防ぐ一助になれば 、と思ったからだ 。本書を読めば 、ばかげた話だと気づくためにはどうしたらいいかわかるだろう 。ばかげた話は耳にするだけで...
書評

書評:科学と非科学 その正体を探る 中屋敷 均

筆者はウイルス等を専門とする生物学者。題名からして科学哲学の本である。そして実際科学哲学を扱っているのだが、根底にあるのは、科学をどう扱うかということを通じて、「我々はこの世界でどうやって生きていくの?」という実存的な問いだ。(functi...
書評

書評:法句経講義 友松圓諦「自己を措きて誰に寄辺ぞ」

法句経とは、仏教の経典の中でも最古にあたるもので、ブッダの思想が強く現れている仏典である。今でこそ、広くその内容も知られているが、日本においてその普及に一役買ったのは、仏教学者の友松圓諦先生が昭和9年にラジオで行った15回の「法句経講義」で...
書評

書評:「無知」の技法 Not Knowing

知らないという姿勢で臨むことによって、私たちは先行きのわからない状況と向き合い、答えがない複雑な問題に取り組む。それは能動的なプロセスだ。新たな挑戦と学びに心を開く選択だ。複雑さ、曖昧さ、矛盾、不確実とともに生き、ともに歩む。既知と未知との...
書評

書評「ファクトフルネス」ハンス・ロスリング著

事実に基づいた世界の見方を広め、人々の世界にまつわる圧倒的な知識不足をなくそう本書のタイトルである、「ファクトフルネス:Factfulness」とは、著者のハンス・ロスリング氏の造語である。ハンス氏は医師として、世界の公衆衛生の向上に尽力さ...
書評

書評:認知症の人の心の中はどうなっているのか?

著者の佐藤眞一氏は、認知症などの老年行動学を専門とする心理学者。本書の主張は下記の通りである。すなわち認知症の現時点で認知症を完全に直す薬も対策もない。だけれども周りにいる人が、認知症を発症した方の心の中、感じ方を理解してコミュニケーション...
書評

書評「実存と構造」三田誠広 孤独に自由を追う実存と束縛し癒しを与える構造

封建的な制度の中で奴隷のように社会に縛りつけられていた人間の精神を一挙に解放したのが実存という考え方であったのに対し 、解放され自立したように見えている人間の精神も実は一定の機能をもった見えない枠組によって支えられているのだというのが構造と...
書評

書評:はじめての構造主義 橋爪大三郎 遠近法と視点、主体の誕生

構造主義の入門書は多々あるが、手頃な新書形式でのものといえば、内田樹の「寝ながら学べる構造主義」か、本書だろう。構造主義誕生の前提となった実存主義等の背景から、主だった思想家たちを一通り紹介した、「寝ながら学べる」に比べて、本書は、構造主義...
書評

書評:目の見えないアスリートの身体論 伊藤亜紗

本ブログでも紹介した「目の見えない人は世界をどのように見ているのか」の著者、伊藤亜紗氏による一冊だ。本書では、パラスポーツの中でも目の見えない方の競技ー 陸上、水泳、ブラインドサッカー、ゴールボール ーに着目して、トップ競技者との対談を通し...