目次
天然素材アサラトの使用感
亀裂/ひび割れ
2018年に購入以来、細々と地道に練習してきたアサラト。天然素材(オンコバスピノザ)製のものと、練習用のコルク製と2つ使ってきたが、ここにきて天然素材のアサラトに亀裂が入っているのを見つけた。
亀裂は一箇所だけでなくあちらこちらに入っている。購入時点であったかどうか、記憶が定かで無いがおそらく無かったのではないかと思われる。
亀裂があることで、演奏に対して深刻な影響があるわけではないが、ちょっとテンションが下がる部分がある。
亀裂の要因としては、いくつかあると思う。
土間の上での投げ練習
まず筆頭はこれ。硬い土間の床の上で投げ練習をやったこと。当然何度も落としたのでこれは不味かった。乾燥/手入れの不足
手入れ不足
購入したときの説明書には、特別な手入れは必要ないと書いてあったと思う。手で触れて演奏することで手の油がつくので、それで表面が保護されると書いてあった。きっちり音が鳴るアサラトは平日夜間にしか練習できない人間には扱いづらい面もあり、平日は清音タイプのコルクアサラトを使用するため、どうしても土日しかこのアサラトを触れる機会が無かった。途中で中断していた時期もあるし。もうちょっとかまってあげれば良かったか?
経時変化
そもそも形あるものはいつかは滅する定めにある。どう扱おうと、こうなるものかもしれぬ。
匂い
亀裂に関しては上記のとおりであるが、もう一つ困った点がある。
匂いである。オンコパスピノザの実には特有の匂いがある。その強さには個体差があるようなのだが、私のものはどうも結構強いようである。半年以上経っても結構強い匂いがある。めちゃくちゃ不快な匂いでも無いと思うけど、演奏した後は手に匂いが移るぐらいには匂う。
合成樹脂パチカ(アサラト)の導入
そこで白羽の矢が経ったのが、プラスチック製のアサラト、もといパチカである。パチカなら、乾燥で亀裂が入ることも無いし、匂いも無いだろう。
外装はこんな感じ。机が子供の工作やら落書きやらでキッタネーのが気になる写真。
「PERCUSSION TOY」と書いてある。TOYなのかぁ。
真っ黒い見た目。見た目はややチープめ。TOYだからね。嫁からは爆弾見たいって言われた。確かに。
Amazonで購入。何でも売ってるAmazon。
3種アサラト揃い踏み
これで我が家には、天然アサラト、コルクアサラト、パチカの3種類がそろい踏みしたわけだ。集合写真をパチリ。
重量測定
自転車系だと定番の重量測定!アトリエマルのコルクアサラトは102g。
天然アサラトは67g。軽い。
パチカは意外と重くて89g。コルクアサラト寄りの値だ。
音比べ
天然素材 アサラト
演奏スキルはへぼいが、一応鳴らして比べてみる。トップバッターは天然アサラト。非常に滋味のある?音がなる。アタック音、シェイク音とも心地よい、優しい響き。
重量が軽いため、振り心地は非常に軽やか。
私の買ったアサラトは現在品切れ中の模様。他にAmazonで買える天然素材のアサラトだと、以下のものになるか。
コルクアサラト
マナーモードのコルクアサラト。やや重く感じるが、これでも中が中空となっており、一般的な中が詰まったコルクアサラトに比べれば、軽いそうである。
低い音ながら、アタック音、シェイク音もしっかり入る。いい感じ。
私の場合、通勤中に歩きながら練習することが多い。その時のお供はこのコルクアサラト。
合成樹脂 パチカ
パチカ。プラスチッキーな音がなる。嫁曰く、赤ちゃんのおもちゃみたい、とのこと。確かに赤ちゃんのシャカシャカなるおもちゃとか、ガラガラの雰囲気あるね。PERCUSSION TOYだからね。
アタック音はともかく、このシェイク音が結構でかい。ちょっと耳に障る感じもある。中に入っているビーズとか変えたら良いかも。
第4の選択肢:カスタムアサラト
- 天然素材アサラト
- コルクアサラト
- パチカ
理想のアサラト(パチカ)を求めて3種を集めてきたわけだが、調べてみると第四のアサラトが存在するらしい。
その名は「カスタムアサラト」。
演奏用に、重量の調整や表面のコーティング、研摩仕上げなど加工してあると言う。
次は、これだな、と目星をつけつつ、それよりもスキルアップが重要と戒めて練習していきたい。
(天然素材アサラトで紹介したものも、実はカスタムアサラトだった。)