自分でやる給水コンセントCB-HA6の取付
2022/5/17
レビュー
食器洗いは、私の家事分担だ。毎日約1.5時間はこの作業に費やしている。特に仕事から帰ってきての皿洗いは、残業が重なったりすると非常につらい。まったくもって生産的でない時間の使い方をしていると感じてしまう事が余計にストレスとなり苦痛だ。
この負担を軽減するために、据え置きの食器洗浄機を導入した。
パナソニックの、NP-TA1である。パナソニックのラインナップは、4~5人向けの食洗機と、2~3人向けのプチ食洗の2シリーズにわかれており、そのなかで更に付加機能によりグレードが分かれている。
NP-TA1は、4~5人向けシリーズのうち、一番シンプルで機能の少ないタイプだ。購入したのは9月で、次期モデルの発表後だったため、かなりお得に購入する事ができた。購入はネット通販である。食洗機のレビューはこちら。
食洗機をネットで購入したが、問題は設置である。業者にお金を払って依頼することもできるが、なるべくお金をかけたくない。特に問題なのが、水の配管工事である。
食洗機には洗浄に使うための水を供給する配管を接続する必要がある。一般的なのは、流しの蛇口から「分岐水栓」を用いて分岐する方法だ。
しかし、メーカーのHPで調べると、我が家の水栓には分岐水栓が接続できない。その代わり、「給水コンセント:CB-HA6」を使えば良いらしい。
確実なのは、業者に依頼することだが、それでは¥20,000-程工賃がかかる。ここは一つ自分でやってみようと思う。結果、無事に設置できたので方法を紹介する。
※免責:当記事で紹介する内容をご自身で行われる際は、自己責任でお願いします。ご自身で行われた作業によって被る事故等については一切責任は負いませんのでご了承ください。
用意するもの
給水コンセント:CB-HA6
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まずは、給水コンセントが無いと始まらない。私はamazonで購入。
電動ドリル/ドリルビット
9.6V以上の電圧で駆動するもの。持っていなければホームセンターで借りることもできるらしい。
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私は家のカーテンレール取付の時に購入した、日立工機の12V電動ドリルを使用した。
また後述のホールソーで穴あけする際に下穴を開ける。金属が加工できるφ3㎜ぐらいのドリルビットが必要。
金属用ホールソー:φ25㎜
穴(ホール)を開ける金鋸(ソー)だからホールソー。私の家のシンクはステンレス製なので、金属用のホールソーを今回買った。人工大理石の場合、何を使えば良いかは調べてないので分からない。
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上記のものを購入した。
モンキーレンチ
流しの下の水栓を外すのに使用。自転車用の工具をそのまま使う。
切削油
金属加工なので切削油が欲しい。私は持ってなかったので「オリーブオイル」を使った。もちろん食用。
手順
流しの下の確認
基本的な事だが、給水コンセントが設置できるか確認しよう。
ポイントは、流しの下の止水弁の形状と位置。
いわゆる蛇口のノブの部分が止水弁だ。
また、給水コンセントはシンクの上に設置するが、ホースの長さは80cmしかない。止水弁から80cmのホースが届く範囲に、給水コンセントを設置しなければいけない。
シンクに大穴を開けてから、「ホースが届きませんでした」ではシャレにならない。ここは慎重に確認しよう。
また、この後の作業では切り粉(削りカス)が大量に発生する。流しの上や下の荷物は全て片付けておこう。
下穴開け
ホールソーで穴を開けるために下穴を開ける。目標はバッテンのところ。
クリナップのステンレスシンクは硬かった。。。傷はつけど、なかなか穴が開かない。
5分ぐらいかかってやっと穴が開く。正直シンクを傷つけただけでギブアップするところだった。狙いはやや外したが許容範囲。
ここまで来たら後は楽勝だ。
ホールソーでの穴あけ
ドリルにホールソーを取り付ける。写真では入れ忘れているが、切った後の破片がホールソーにはまり込まないよう、付属のバネをつけておく。
オリーブオイルを垂らして切断する。ごらんの様に切り粉が飛び散る。
こちらは30秒くらいで簡単に開いた。
切り粉は鋭いので手に刺さると痛い。きれいに掃除しよう。
後は取説通りでOK
後の作業は、給水コンセントの取説通りでOK。非常にわかりやすいので迷うところもないと思う。
食洗機の設置もマニュアルの通りでOK。下が完成写真。予想以上に存在感がある。
お疲れさまでした
全部で1時間くらいの作業。さっそく食洗機を使ってみたがやっぱり超便利。分岐水栓が使えない蛇口の方も、給水コンセントでなら食洗機を設置可能。自分でやってもいい。
食洗機のレビューはこちらから。
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