シングルスピード/ピスト向け 輪行用エンド金具の自作

シングルスピードで輪行を楽しもう!

輪行用のエンド金具を自作しました。ロード用のエンド金具はよく売っているのですが、シングルスピード/ピスト向けのエンド幅120mmの金具はあまり売られていません。簡単に自作できるので、自分で作ってみましょう。

フロント用はこんな感じ。

リアエンド用はこんな感じ。蝶ネジを使うことで簡単に取り外しできるようにしています。シングルスピードなので、変速付きのロードやMTBと違い、ディレイラーの保護は必要ありません。

シングルスピード自転車についてはこちらをご覧ください!

解説

エンド金具はこんな部品からできています。塩ビでできたパイプを長い六角ボルトと蝶ナットで締め込んで固定して使います。フレームの保護に、黒いゴムワッシャを間に入れています。

フロント用はエンド幅が100mmなので、長さ120mmの六角ボルトを使っています。長さにはもう少し余裕があった方がいいかもしれません。

リアエンド用は長さ150mmのボルトです。ピストのリアエンド幅は120mmなので、もうちょっと短いほうが良いですが、見つからなかったので150mmを使っています。

材料リスト

材料はいずれもホームセンターで買っています。

  • 塩ビパイプ 直径13mm 長さ30cmあれば十分
  • 六角ボルト M8×150mm 1個
  • 六角ボルト M8×120mm 1個
  • ゴムワッシャ M8用(ボルトが通る大きさならOK) 4個
  • 蝶ナット(M8用) 2個

その他、塩ビパイプを切るときにノコギリが必要。塩ビはやわらかいので、どんなノコギリでも切れますが、私は下の「ピラニアソー」を使いました。

このピラニアソー、「ピラニア」の名に恥じぬ切れ味で、金属でもバリバリ切ることができます。私が乗っているSurlyを組んだとき、フォークのコラムカットはこのピラニアソーでやりました。パイプカッターでも歯が立たなかったクロモリのコラムも頑張ればピラニアソーで切れちゃうんです。その他、粗大ゴミの処理などで絶賛活躍中。一本あればお役立ち間違い無し。

ピストで輪行のすすめ

変速機が無くてもともと輪行しやすいシングルスピード。いろんな場所に出かけて走りたいですね。これはサイクリストの聖地、しまなみ海道を走った時の写真。

この時も自作のエンド金具が活躍しました。

輪行袋はオストリッチのものを使っています。

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最初はタイオガの輪行袋、コクーンを使ってましたが、今はシートポストが出るタイプは電車に乗せられないようなので注意です。

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