自転車の保管はなるべく室内で行いたいもの。屋外で保管していると、
- 雨に濡れて錆びてしまう。
- 紫外線で樹脂や塗装、タイヤが劣化してしまう。
- 盗難されるかも。
と言ったデメリットがあります。使い捨て感覚のママチャリならいざしらず、高価なスポーツ自転車の場合は、なんとかして室内保管したいところです。(ママチャリであっても絶対室内のほうが良い。)
でも日本の住宅事情を考えると、自転車を屋内に置くのはちょっと大変かも知れません。かくいう我が家も狭小住宅に家族5人で住んでおり、自転車の保管スペースには難儀しています。
でもそんなサイクリストの強い味方になるのが、ミノウラのディスプレイスタンド、バイクタワーです。
目次
自転車室内保管の切り札
バイクタワーは、床と天井の間に突っ張り棒を渡すタイプのスタンド。棒に自転車を引っ掛けるフックがつけられるようになっており、標準で2台かけられるようになっています。
設置は簡単で、同封の説明書に従えば特に難しい作業はありません。ただし床と天井に突っ張らせるので、天井はしっかりしている必要があります。ベコベコの弱い天井はNGです。
我が家での設置例はこんな感じ。(なんだか傾いているように見えますが、写真のせいです。)

フックは一個しか使っていないので、使っていないほうは背面に向けています。

思いっきり押したりすると柱が動いて倒れたりするので、寄りかかったりしないようにしましょう。
今のところ地震で揺れたりしても、倒れそうになったことは無いです。でも寝室で頭の上に自転車を置いたりすると夜間に大地震があったらちょっと怖いですね。設置箇所はよく考えましょう。
自転車4台を押し込める
我が家では、バイクタワーを活用して狭い玄関に自転車4台を押し込めています。

まずは、ママチャリ。ハンドルを切ってぎりぎりまで壁に寄せます。

次に私のSurly steamroller。これをバイクタワーに載せます。

ちなみに、愛車Steamrollernの紹介記事はこちらから。自家溶接&リペイントした労作です。
続いて、子供用自転車のルイガノLGS-J16。

LGS-J16のレビュー記事はこちらから。
これをママチャリの足元にぎゅっと入れます。ペダルの位置を工夫して干渉しないようにすればスペースが節約できるぞ。

最後の1台は、GIANT XTC JR20LITE。公式HPはこちら。

これをルイガノの隣にぎゅっと入れ込めば完成です。

これだけ重ねて収納すると、後ろのママチャリを取り出すのは結構面倒くさいですね。我が家はあまりママチャリは使わないので何とかなっていますが、今後ライフスタイルが変われば考えなければなりません。
ママチャリは外に下記のようなカバーで置くとか、台風や大雨の時だけ屋内に入れるとか。
設置の際の注意
最初にも書いたように天井の強度に注意しましょう。突っ張る力は内蔵のバネの力のみなので、そこまで強力ではありませんが、家を壊してしまっては元も子もないので。
併せて読みたい
同じくミノウラのコンパクトなディスプレイスタンド、DS-520。小さく畳めて軽くて、そこそこメンテナンス作業もできちゃう優れものです。
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