ロードバイク、マウンテンバイクなどのスポーツ自転車にはスタンドを付けないのが普通です。ライドに行くときにはスタンドは必要ないですが、保管の時やメンテナンスの時はスタンドが必須です。
メンテスタンドの一押しはミノウラのフックスタンドDS−520です。いくつかのスタンドを試しながら、最終的に落ち着いたスタンドです。
とにかく、軽くてたためて省スペース。だけど安定感がありスタンドから自転車が外れにくい。よっぽどの重作業でない限りはほとんどこれで対応できてしまう優れものです。
ここで、今まで使ってきたスタンドを簡単に振り返ります。
一番最初に使っていたのは、いわゆるハブスタンドです。ど定番のスタンドなので、持っている方も多いのではないでしょうか。
このスタンド、軽くて安いのは良いのですが、いまいち使い勝手が良くないんですね。自転車を置くときも座りが良くなくて安定感にかけるし、作業中に少し揺れたりすると、スタンドから簡単に外れて落っこちてきたり。。。以前所有してたロードバイクが落下して、ディレイラーを痛めたことは今でも良く覚えている。。。
そこで、より本格的なスタンドを求めて、パークツールのプロユースのメンテスタンドを買いました。
これは確かにスタンドとしては最強でした。重く、安定感のある3脚。クイックレリースでがっちりと固定するので、力の必要な作業でも外れずに安心。自宅でロードバイクを組み立てる時には重宝しました。
ただ、唯一の欠点は、デカさと重さ。(あと価格も。。。)折りたためるとはいえ、狭い我が家にとっては結構場所を取るこのサイズ。そして重量は10kgくらいありました。このタイプには軽量なアルミタイプもあるのですが、私が買ったのはスチール製のタイプだったのでかなり重量があったのです。
自宅にスペースがあり、常時スタンドを展開した状態で置いておける方はこのタイプで間違いないかと思います。しかし我が家の場合は使うたびに重いスタンドを引っ張り出して、終わったらまたヨイコラとしまって、子供が触って倒れない場所に置いて。。。なんてやっているのが非常に面倒。結局はヤフオクでドナドナされてしまいました。
それでたどり着いたのが、ミノウラのDS−520です。いちおう正式名称は「ディスプレイスタンド」となっており頭の「DS」は「Display Stand」の略と思われますが、ディスプレーだけでなくメンテ作業にも十分対応可能です。
使う時には、バイクのチェーンステーと、シートステーに赤いフックをひっかけます。ハブスタンドよりも簡単にひっかけられて、意外に安定感があり、洗車や簡単なメンテならこれで十分こなせます。当ブログでは自転車のメンテナンス記事を多く書いてきましたが、全部このスタンドを使って作業しています。
もちろんフックの部分はやわらかい材料でカバーされており、自転車の塗装を傷つけないように配慮されています。
子供用自転車なら、チェーンステーだけでも固定できます。
作業性の良さに加えて、もう一つの長所がこちら。スタンドの根元の金具を操作するとワンタッチで簡単に折りたためます。
ここまでフラットになります。
これだけフラットになれば、玄関の隅っこに置いておいてもじゃまになりません。軽いので子供がひっくり返しても怪我をする心配も無し。
価格も¥2,500くらいからとハブスタンドに引けを取らないリーズナブルプライス。とりあえずこれを持っておけば間違いなし、と言える優秀なスタンドです
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