シングルスピードバイクの悩み
ピストなど、シングルスピードバイクではブレーキ着用を前提としていないフレーム形状のものがあります。
日本の公道で乗る以上は必ずブレーキの着用が必要ですので、なんらかの方法で取り付ける必要があります。
フレームや、フォークにブレーキ取り付け用の穴が開いていれば、まったく心配いりません。穴が開いていなければ、ピストの街道練習用のブレーキ台座というものがあるので、それを使えば固定できるでしょう。ダイアコンペさんなどが販売しています。
私が所有しているシングルスピードバイクのSurly Staemrollerはブレーキ取り付け用の穴が開いているので、ブレーキの取り付けは楽勝です。しかし問題は、リア用ブレーキのアウターケーブルの固定です。SteamRollerにはこれがないのです。
世のピスト乗りはどうしているかというと、例えばアウターケーブルをフレームにぐるぐる巻き付けたり、金属のバンドやナイロンのインシュロックで縛ることが多いようです。しかし、インシュロックやフレームぐるぐるは見た目があまり良くないと、個人的には思うのです。
そこで私が使用しているのは、Alligatorというブランドの、「The gripper」というパーツです。
アウターケーブルの受けを、インシュロックでフレームに固定できる部品です。取り付けてみるとこのような感じ。
見た目がスマートで、ケーブル交換時には外すこともできる優れもの。直接フレームに縛り付けてしまうと外すのが大変なので助かります。(まあ、そんなにケーブル交換する頻度も高くはないわけですが一応できるとありがたい。)
トップチューブに2個つければ、このようにアウターケーブルをしっかり固定できます。これは便利!というわけで、みなさまにも是非オススメしたい一品なのです。なのですが、どうも今は入手不可のようです。代理店の岩井商会さんのHPを見ても、載っていませんでした。(2019年3月参照)
個人的にも愛用しているパーツですので、復活を望んでいます。
ところで究極はやはり、次の画像のようにアウター受けを溶接でつけることですね!
Surlyのバイクは鉄フレームだから、後から銀ろう付けで、溶接してやれば良い。アウター受けは部品で変えるし、いつかチャレンジしてみたい!画像もちょうどSteam rollerのようです。後の塗装をどうするかがネックですが、AlligatorのThe gripper が手に入らないなら、皆さんフレームにアウター受けを溶接しましょう。
その後、アウターうけの溶接に向けて、部品を手配しました。
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