学術研究で重要なのが先行研究、関連研究の調査(survey)。ネットで検索する場合は、単にGoogleで検索するだけでなく、「Google Scholar」と言う論文検索用の専用サービスがあるのでこれをよく使っています。
ところが最近、Microsoftから、「Microsoft academic」と言うサービスが提供されました。(Microsoft acadmic)
解説記事→https://qiita.com/OpenJNY/items/2b880c77c7a1f364c441
私も仕事で必要な論文を調査するのに使ってみました。ちょっと使っただけですが、Google Scholarより良いかもしれません。
サイトにアクセスするとトップページはこんな感じ。
調べたい文献を著者名で調べようと思います。ジャーナルの名前や、巻、号を正確に入力するの面倒くさいので、私はよく著者名で検索してます。今回のお題は「G. M. Hamilton」さんと「L. E. Goodman」さんの書いた、球状プローブ接触下の応力分布の論文。早速クエリを入力してみる。
すると、なんか下に人のマークがつきました。入力したクエリの特徴から、クエリが2名の人名であると判別したようです。
そして検索すると、素晴らしい!検索結果のトップに欲しい論文がヒットしました。これは驚いた。
ちなみに論文の発行元へのリンクはちょっとわかりにくいので注意。下の画像の赤線部にリンクがあるのだ。Citationの情報とかが目立ちすぎで、どっから論文の置いてあるHPに飛べるのか見つけるのに手間取ったよ。
ちなみに全く同じクエリでGoogle Scholarで調べてみるとこんな感じ。「g e hamilton l e goodman」と言うクエリを「g e hamilton」「l e goodman」と言う括りで見ていないため、狙っていた論文は検索結果のトップはおろか、1ページ目にも入らなかった。
今まではネットでの文献調査と言えば、何とかの一つ覚えでgoogle scholarだったけど、Microsoft academic いけるやん!って思いました。
たまたまかも知れないけど、動作が一回だけ不安定になったときがあったのだけ、ちょっと気になりますが。。。