スクイックリン練習日誌 その8:後発者利益

先行する猛者たちを追いかける

スプラトゥーン3はシリーズ3作目だ。3以前に、無印とスプラ2が存在する。

前作からやっていた人たちは当然、スプラ3から始めた私よりも圧倒的にプレイ時間が長い。とても挽回できない圧倒的なプレイ時間、経験の差がある。そんな猛者たちに少しでも近づくにはどうすればよいのか。

世の中には先行者利益というものがあり、先に始めた人は、後から始める人よりも多くの経験や知識を持っていることが優位性になる。これは当然だ。

しかし一方で後から始めた者が持つメリット、後発者利益というものもある。

後発者利益とは


後発者利益の典型はベストプラクティスの活用だ。

先行者は自らが先陣を切って色々なことを開拓してきた。成功したものもあれば失敗したこともある。

後発者は先行者に学ぶことで、それらの知識を自ら繰り返さずとも低リスク、低コストで手に入れることができる。

後発者利益を活用することでプレイ時間に対する上達の効率を向上させることができる可能性がある。練習の質を上げることができるはずだ。

今までに蓄積された量では後発者は先行者に勝負できない。しかし質では勝負できるかもしれない。

「ウェブ進化論」という本に、たしか「知の高速道路」という話があったと記憶している。

その本ではたしか将棋を例に挙げていた。将棋プレイヤーの上達がインターネットの発展により高速化しているという。

ネット上での棋譜公開やライブ配信、強い人やAIとオンライン対戦できる環境が揃ったことで、かつてよりも将棋初心者が一定レベルの実力を身につけるまでの速度が格段に速くなったためだ。

これも後発者利益の変形版であると言える。後から始めた人間は、かつては無かった方法で実力を身につけることができるのだ。

例えば大谷翔平は現代野球では世界で始めて投打の二刀流を実現している。投手と野手の二役を行うために練習、調整、実戦での起用法、私生活に至るまで様々な試行錯誤があったに違いない。しかし今後大谷翔平を目指して二刀流に調整する選手は彼の手法を参考にすることができる。

ただし、以下のブログで述べられているようにスプラトゥーンでの後発者利益を享受できる「効率の良い練習フォーマット」は残念ながら多くはないのかもしれない。

実力を上げるのは「量」か「質」か

現状のスプラ界隈は練習のフォーマットが構築されておらず、「大量の経験値からわずかな成果を得る」ような状況にもみえます。

エイムゼロでXP2500を目指す改め”スプラ3素人考察ブログ”

それでもエイムを練習するための「ねくら式」はベストプラクティスの一つと言えるし、ネット上には攻略Wiki等の攻略情報が多数ある。

また、先を進んだ人をお手本にする、真似する、ということで動画配信者を参考にするのはよい方法だ。

例えばトッププレイヤーの1人ちょこぺろさんもスクイックリンの動画を出している。レベルが高すぎるが参考になるかもしれない。

【スプラ3】スプラ2世界1位がスクイックリンを使ってみた結果… 【S+】

エイムやキャラコンが良いのは当然。スロー再生しても敵が見えない状況からの、よくわからんキルが多くある。これは長年の経験からの予測によるのか、どうか。


全体的に射程が長く感じる 射程をきちんと活かせてる。


前に出る時と引くときの判断の良さ。なおちょこぺろさんはイカランプを意識するために日常生活中、常に想像上のイカランプを表示して常にそれを見る訓練をしたらしい。

一方でちょこぺろさんでも、人数不利なら負ける、短射程に詰められれば負ける、という事は変わらない。そうならないように立ち回る、キルできるときに確実にキルすることが大事だ。

後発者利益とは関係ないが、持てる時間を有効活用するという意味で、持ちブキを固定して使い込むことは大事だと思う。また持ちブキはブキパワーの高い、強いブキであることが望ましい。

スクイックリンは決して最強武器ではないが、ブキパワーが低いわけではないだろう。気に入っていることもあり継続して練習していくつもりだ。

ギア、感度

ギア変えました。イカ速重視になりました。

感度変えました。-4.5から-3.0へ。ここで固定して使っていく。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする