独学で合格を目指す! 中小企業診断士への道:その4

兄からの差し入れ 年末にかけて兄とlineでやりとりしていたら、実は兄は今年の中小企業診断士試験を受験していたことが判明...

2020年(R2年)過去問を解く

過去問は、中小企業診断協会のHPからPDFをダウンロードできるのでそれを活用します。
リンク:https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/shikenmondai.html

解答も同協会のHPからダウンロードできるので答え合わせに使いました。
リンク:https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_r02_shiken/R02_1ji_shiken_kaitou.html

結果

経済学・経済政策

60点

生まれてこのかた初めて勉強した分野だが、意外にもギリギリ合格点を取れた。分野的に原理原則や簡単な数学的知識をもとに推論することで正答できる、あるいは選択肢を絞り込めるところが功を奏したか。合否ラインギリギリで余裕はないため、更なる上積みが当然必要だが思ったよりは良い点で安心した。勉強していて比較的楽しく苦にならない分野なのも明るい材料。

財務・会計

44点

経営指標分析、CVP分析はビジマネ検定である程度勉強していたが難易度が上がっていること、そして簿記がわからなくて撃沈。この科目は2次試験でも重要な科目ということで(簿記が必要かはリサーチ不足で不明だが。)しっかりケアしていきたい。現職の業務においても今後若干役に立ちそうなので勉強のモチベーションが高いのはよし。

企業経営理論

74点

これはビジマネ検定の勉強がかなり生きる分野と感じた。2次試験でも必須の分野なので更に勉強していく必要はあるが、他分野と比較すれば余裕があると感じた。現職ではもっとも活かせる分野と思われるのでモチベーション高し。

運営管理

67点

今までちゃんと勉強したことがない分野ではあるが、一応製造業に従事しているので全く馴染みがないわけでもなく、イメージはできるため合格点を取れた。が、当てずっぽうでもとりあえず解答できるマークシート方式に助けられている面は否めない。これも2次試験で必須分野なため引き続きケアが必要な分野だ。とりあえず合格点なのは安心感はある。前半の生産運営は現職で役に立つが、後半の店舗運営は現職が小売ではないので全くの死に知識になってしまうが、将来的にもしも診断士業務を行うことになれば小売業を相手にすることも必ずあると想定されるのでちゃんと勉強しておこう。

経営法務

52点

試験を受ける前から一番の難関と考えていたが、やはり点数は悪い。地道にテキストを周回し暗記すべき項目は暗記して対処できるようにするしかなかろう。精進あるのみ。知的財産、民法は比較的興味があるが、会社法は馴染みもなければ興味もない感じなのでつらい。が、やるしかない。

経営情報システム

80点

テキストを軽く読んだだけだが高得点を取れた。情報は専門ではないとはいえ、現役の技術者としての面目は保ったか。現職でも知っておいたほうが良い内容が多いのでどんどん勉強したいが、中小企業診断士合格にむけて各科目の優先順位を考えると、他科目を優先したほうが良いだろう。今は優先順位サゲでいきます。

中小企業経営・中小企業政策

40点

全然わからん。前半部分がわからないのは2019年中小企業白書を読んでないからで、それはこれから2020年版の白書を入手して読んでいくのでそれはとりあえずよし。経営法務もそうなのだが、後半の法律や制度関連分野が鬼門となる。「中小企業施策利用ガイドブック」なるものを読まないとわからん問題も多いのでそれも入手する。しっかし中小企業白書にしても500ページ超え、ガイドブックも200ページ超え、というところで読み込む資料が非常に多い。ちらっと見た感じ中小企業白書の方は比較的興味が持てそうな内容なのは好材料。

まとめ

  • 経済学・経済政策:60点 合格!
  • 財務・会計:44点 不合格
  • 企業経営理論:74点 合格!
  • 運営管理:67点 合格!
  • 経営法務:52点 不合格
  • 経営情報システム:80点 合格!
  • 中小企業経営・中小企業政策:40点 不合格

総得点:417/700点(59.6%)

ということで、科目別の合格基準は60点以上なので2020年の過去問1周目は7科目中4科目合格!ということで上々の出来だと思います。また7科目トータルの合格基準は1科目でも40点以下がなく、全体で60%以上の得点。40点以下の科目は(ギリギリ)なかったけど全体での得点は59.6%とわずかに届かず。とはいえこちらも非常に惜しいところまで届いてます。しかし、まだ1年分しかやってないので慢心は禁物。

問題集を購入

今回、中小企業診断協会のHPから過去問と解答をダウンロードして演習しました。しかし大きな問題があってそれは「解説」がないということ。解説が無いとなぜ正解なのか、あるいはなぜ不正解なのかがわからない。仮に自分が正答していたとしても、自分が選ばなかった他の選択肢がなぜ不正解なのか、を理解することができません。ただ過去問を解いて合っていた、間違っていた、点数はこれぐらいだった、というだけで終わらせず、その先まで踏み込んで学習する必要があると思うのです。

実は2019年(R元年)分以前の過去問については兄から解説つきの過去問を譲り受けているので心配ないのですが、最新版の2020年分については解説がなく不便でした。一応ネット上に解説を公開してくれている方もいて参考にしているのですが、科目が一部科目に限られていること、また記載内容の信頼性の問題からちょっと不安があります。

(「資格とるなら.tokyo」https://shikakutorunara.tokyo/ でR2年の一部科目の解説が見られる。)

そのため下記の解説つき過去問を新たに購入しました。

ひとまず、2020年の過去問はこの参考書をベースに見直していきます。

今後の進め方

過去問を解くのは、解き終わった後の復習も含めると結構時間がかかるので週末しか出来ない。平日は苦手分野のテキスト学習を進め、週末に2019年度以前の過去問を解いていく方針でいこう。週末に過去問を解いていくとして今の勉強ペースだと7科目分を解くのに1ヶ月かかる。とりあえずこのペースで3月末までに過去2019,18,17の過去問を解いていこう。

しかし、今回解いた2020年の過去問の復習がまだ終わってないのでまずそこからだな。

前回からの進捗 ブログの更新はだいぶ日が空いたが、試験勉強はちゃんと継続している。 中小企業白書 を読む 2...

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